越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ケ岳の総称)の中でも、八海山は古くから霊峰として知られ、山岳信仰の対象になってきました。八海山の酒名は、この山から命名されています。
八海山の仕込み水は『雷電様の清水』という雪解け水が用いられています。その落雷による災害を受けた人々が、ここに雷電様を祭ったところ雷の被害がなくなったといういわれからその名前がついたそうです。
見学しようと車を走らせたのですが、目立った標識もなく、探すのに苦労した思い出があります。やっとの思いでたどり着いた源流は山の裾の岩場からキラキラと光りながら流れ出ていました。見るからに清涼感があり、とっても冷たかったのを今でも憶えています。