安政5年（1858年）に羽黒の地、猪俣新田で初代金野岩治により創業されました。今も竹林に囲まれ美酒を醸す酒蔵はいつしか『竹の露』と呼ばれるようになりました。
大正12年、出羽三山神社御神酒を醸す秀逸な酵母を宿す随神門前宮本坊の酒蔵を譲り受け現在の地に移設。山形KA酵母・日本醸造協会9号酵母・同18号酵母の計3種類の純粋培養酵母を使用する現在に於きましても、90年以上に渡り5千本以上の仕込みを経て酒蔵に住み続ける出羽三山酵母は現在も全てのもろみに微妙に作用し、蔵の個性として酒に現れています。